東京電力、計画停電をこうやって説明したほうが良いと思います

11/03/15

計画停電

東京電力の計画停電についてこうやって説明したらもっとわかりやすくなるのではないでしょか。

まず電気と言うのは、貯める事が出来ない。(頭では分かるけど実際は分かっていない人が多い。)だから、発電量をオーバーする分についてはどこかの電気を止めないと全体の電気の供給が止まってしまう。

そこで、東京電力の供給している地域を5グループに分けて、その時間の中でもし発電量をオーバーしそうな状況になった場合には、そのオーバー分を計算してグループ内の系統ずつ電気を切っていきます。

グループ内にあるからといって一度に一斉に切れることはありません。

順番に系統ごとに切っていきます。

皆さんが節電をしていただいて、発電量をオーバーしないと判断した場合には停電しません。計画停電の時間のグループでも停電しない場合もあります。

それは皆さんの努力のおかげで電気が供給できたと考えて下さい。

また停電した場合の復旧ですが、これも系統ごとに順次入れていきますので、一度に一斉に回復するという事はありません。

発電量をオーバーしないよう系統ごとに順次入れていきます。

今現在、各グループごとに住所や番地で停電する時間帯を表していますが、実際の東電が電気を供給する系統は住所をまたがって供給しています。

例えて言うなら、高速道路がいろいろな市や町を通っているように、電気も系統ごとに供給していると考えて下さい。

このため、電気の供給系統が複数ある市町村は、グループ1~5の中に何回も出てきてしまいます。(本当に詳細にアナウンスするなら、東電の請求書のお客様番号から電力供給系統を調べなくてはなりません。そんなことこんな時間の無いときには出来ないから、今はそれで我慢して下さい。)

電気は切るときも入れるときも、一斉には入れられません。順番に負荷が掛からないよう、機器が破損しないよう安全を確認しながらやっていきます。

皆様が節電に協力していただいたら、停電しないでやっていけます。それには、どこかで我慢していただくより仕方がありません。

電車など公共の乗り物を優先させた場合には、会社や病院、一般家庭を停電せざるをえません。

今現在は公共交通機関も運休などで対処してもらっていますが、100%運転をした場合には、停電時間が長くなったりしますので、病院などの対応が十分に出来ないと考えます。

今後、各機関と話し合っていきますので、少しずつ計画停電の悪い点を改善しながら、皆様にはご迷惑をお掛けすることになりますが、どうかご理解をして頂き、ご協力くださいますようお願いいたします。

電気は、見えません。でもそこになんか力があることは分かります。東電も電気を切りたくないのです。切った後、再度入れるときが怖いのです。機器の破損や、各家庭での火花が出ることによる火事なども心配です。

もっと東電は電気のスペシャリストとして、見えない電気をわかりやすく説明する義務があります。不安を解消させる努力が必要です。


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