明日からの市場が今回のサミットが歴史的なものだったか判断することでしょう。短期的に市場が回復しなくても、長期的に見て市場が回復すれば、G20金融サミットが転換点だったと判断できます。
逆に短期的に回復しただけならば、今回のサミットでの意味が問われることになるでしょう。
では、G20で日本は何を言ったのでしょう。
・IMFへの1000億ドル(約10兆円)拠出
・すべての国の政策協調によって、ドル基軸通貨体制を支える努力を
この2つしか見えてきていませんが、ドル基軸通貨体制を支えると言っているのは、アメリカ、英国、日本だけではないでしょうか。他の国は、ドルを支えるとは言っていないように見えるのですが。今の時点ではなんとも言えませんが、ドルの信用を取り戻すのはかなり大変と各国は考えているように思えます。
全ては明日からの市場で答えが見えてきそうです。
麻生首相、金融サミットの成果強調「歴史的なものだった」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081116-00000009-yom-pol